■今、注目度大のドラッグストア・ビジネス
ドラッグストアとは、「医薬品と化粧品、日用家庭用品、文房具、フィルム、食品等の日用雑貨を取扱うお店」で、厳密な定義はないと言われています。ただ、医療機関のひとつとして「かかりつけ薬局」の役割も担うドラッグストアのビジネスは今後どんどん大きくなっていくことが予想されます。日本チェーン ドラッグストア協会(※1)によると、2010年にはドラッグストアの店舗数が全国で3万〜3万5000店舗、総売上高は10兆円にも達すると言われています。また2006年には、大手ネット通販会社が「ドラッグストアで買える身近な商品をネットで提供する」ことを目的としたネットストアも開設。このように、時代が注目しているドラッグストア ・ ビジネスですが、ナゴヤを中心とした東海エリアでは、地場に本社を置く企業の事業展開として、また地元ドラッグストアがチェーン ・ ビジネスする店舗が圧倒的に多いのが現状です。
■ナゴヤで強いドラッグストアは?
「スギ薬局」
ナゴヤでもっとも知名度が高いと言えるのが、愛知県安城市に本社を置く「株式会社スギ薬局」。東海、関西を中心に2006年9月現在、320店舗以上を展開してきたが、2006年8月に埼玉にも出店しいよいよ関東にも進出。ポイントカードで貯まったポイントをJALのマイレージに換算できるサービスも取り入れています。
「ZIPドラッグ」
東海および関西において地域に密着したビジネスを展開。「ジップドラッグ」「ジップファーマシー」などグループの総店舗数は、200店舗以上(2006年9月現在)です。
「ドラッグスギヤマ」
株式会社スギヤマ薬品が事業展開している「ドラッグスギヤマ」。2006年9月現在、東海3県(愛知県、岐阜県、三重県)にドラッグストア、調剤専門薬局、ヘルスケア専門店を100店舗以上もち、ビジネス展開しています。
「サンドラッグ」
岐阜県多治見市に本社を置く「中部薬品株式会社」の事業として、2006年9月現在で120店舗ほどを構えています。専門性に特化し、充実したカウンセリング体制を整えるストアと、利便性を追求し、品揃えに特化した大型店舗であるメガ ドラッグストアとしてビジネス展開しています。東海、北陸エリアにおいて、スーパーマーケット事業「バロー」、ホームセンター事業「フジヤホームセンター」などの店舗を展開しているチェーンストア企業「バロー株式会社」のグループ。
「ユタカドラッグ」
岐阜県大垣市に本社を置く「株式会社ユタカファーマシー」は、岐阜、滋賀、京都、愛知県を中心に約100店舗をビジネス展開。総合病院前での調剤専門薬局をはじめ、全店がアメリカ型のドラッグストア&調剤スタイルの確立を目指しています。
「B&Dドラッグストア」
「Beauty&DRUG」をテーマに、昭和60年設立。2006年5月現在、愛知県名古屋市、春日井市を中心に計28店舗をビジネス展開しています。
「明治堂」
本店を愛知県海部郡甚目寺町におき、名古屋西部の海部郡、名古屋市中川区、中村区などに全8店舗を構えているドラッグストア(2006年9月現在)。
「千里馬薬局」
現代型のドラッグストアが急増する以前から、小規模な店内に所狭し商品を並べている「千里馬薬局」。医薬品のほか、化粧品類も多く、若年層および中高年層の女性には欠かせないドラッグストアとなっている。またアジア各国からくる観光客などにも人気が高い。
「マツモトキヨシ」
「マツキヨ」の略称で人気、テレビCM効果も大きくてドラッグストアを若年層の女性の間に広げた急先鋒とも言える「株式会社マツモトキヨシ」。東京証券取引所第一部上場する、ドラッグストア チェーンの日本最大手企業だが、2006年9月現在、愛知県内であるのは7店舗のみ。