■名古屋ファッション・ビジネスの先進エリアは栄
名古屋のファッション・ビジネスの中心は栄3丁目周辺と大須。栄3丁目には、名古屋三越(栄本店、ラシック)、松坂屋本店(北館、本館、南館)、丸栄(本館、スカイル)、名古屋パルコ(西館、東館、南館)、ナディアパークなどの百貨店&商業ビルがあり、館内にテナントとして国内外のブランドショップやセレクトショップがずらりと並んでいます。2000年以降、海外有名ブランドの独立型店舗が多く進出しているのもこのエリアで、全国的な注目を浴びています。また2006年6月には、ナゴヤアクセサリー・ビジネスのTOPランナーでもある「M's
collection」が、シルバーアクセサリー、セレクトショップやカフェもある本店ビルをフラッグシップショップとして栄3丁目に構えました。さらに、栄3丁目のほか栄5丁目や東区泉などにも小規模型のファッションビル内や路面店などが多数店を構えています。若者に人気の有名ファッションビルにはホワイトメイツ、サンテアビタシオンビル、モリダイヤハイツ、NAE栄、さくらアパートメントなどがあり、ここから数多くの人気店が排出されているのも確かです。名古屋エリアで人気を定着させているショップとしては、オリジナルブランドを中心に展開している「SQUARE」(※1)、「TIME
FOR LIVIN」(※2)、セレクトショップでは「ダブルダッチ」(※3)、「ワンアンドオンリー」(※4)、「Tate」(※5)、「Pelican」(※6)など生っ粋のナゴヤ生まれ、ナゴヤ育ちのショップが多いのも特徴的です。
■10代からの若者層が足繁く通う街・大須
一方、古着やセレクトショップ、アクセサリー雑貨ビジネスなどが多いのが大須。大須は、東京で言えば上野のアメ横と秋葉原、巣鴨を足して規模を小さくしたような街で、電器と古着・雑貨にまつわるショップがアーケード内にずらりと並んでいます。名古屋一のリサイクルショップである「コメ兵」(※7)があるのも大須です。コメ兵は、大須エリア内に、本館、西館、新西館、アメカジ館、yen=g(エングラム)、買い取りセンターまで持つ、日本最大級のリサイクルデパート。このコメ兵を中心に、常に10代〜20代前半の若者を中心に人が多く集まる街なので、ここで名を売ることができたショップは根強く残り、名古屋のアパレル雑貨ビジネスの中でもメジャーどころとして認識されやすくなると言えます。また、「FURUDOKEI」(※8)や、大阪発で2005年に名古屋に進出した「WE
GO」(※9)なども人気を博しています。